お子さんを持つお父さん、お母さんたちが抱える長時間ドライブの悩みは!?
これからの行楽シーズン、長時間ドライブで車内にいる子供たちを何とか目的地まで飽きさせないように、テレビゲームやDVDを与えてそれに頼りっきりになってしまいますが、車内の過ごし方をちょっと見直してみませんか?
「車中でお子さんが 楽しく快適に過ごすには!?」発達心理学の専門家、内田伸子先生にお話を伺いました。
―長距離移動中の車内でもお子さんが快適に過ごせるようにするにはどのようにしたらよいでしょうか?―
せっかくの長い時間ですから、ふだんとりにくいコミュニケーションの機会として大いに 活用してはどうでしょう?お子さんを一人で遊ばせておくのではなく、きょうだいもしくは、親子でコミュニケーションをとりながら楽しくゲームをするとか。きょうだいや親子で一緒にお絵描きをしながらゲームなどが良いですね。また会話を通して考える力が育まれていきますから、まずコミュニケーションを大切に。車の中は物理的には閉塞感があるけれど、五感を使って遊ぶことによって車内が宇宙まで広がる創造の空間に変化しますから。ただし、あまり大きな声を出してまわりの方のご迷惑にならないようにお願いします。
―車中でお子さんに与えるおもちゃはどのようなものがよいでしょうか。また、一緒に遊ぶときの注意やポイントなどがあったら教えてください。―
車中は静かにさせるためについついDVDや電子ゲームに頼りがちですが、そうでは なく五感をフル回転させて、いっぱい手を使って、遊べるアナログなおもちゃが良いですね。体を動かせない車内では手を使うということは頭を使うことにもつながります。そして5歳までは手の調整能力が安定しませんから、たとえ真っすぐな線を引けなくても決してけなさないこと。面白い絵がかけたらほめてあげたり、行動を認めてあげることがお子さんの発達にとってとても大事なことです。
―お絵かき以外はどのような遊びがよいでしょうか?―
絵本の読み聞かせはとても大事、ほかには一緒にストーリーを作っていくような絵本作りごっこなどが良いですね。頭の中のイメージを形にする談話の文法は5歳半くらいから成立し始めます。それまでにお子様たちは会話を通して自分の世界感を創造 し、人とかかわり合いながら育まれていくものです。一方的な情報伝達の道具に頼らず、言葉と体を使って五感を刺激するようなお子様の創造力を高めるようにしたいですね。
―弊社商品であるスイスイおえかきについてはいかがでしょうか?―
幼児期に育まなければならない3つの知力、表現力・創造力・コミュニケーション力を育むツールとしてはとってもいいですね。例えば2面あるボードの真ん中に仕切り板をたてて、お互いに絵の形を表現しあいながら、最後にできた絵を見せ合う「お絵かきゲーム」や、描いた絵について「これなーに?」というような絵あてクイズを出しあったり、絵を順につぎ足しながら一緒に物語を作る「おはなしあそび」などいかがでしょう。あるいはしりとりゲームと絵を組み合わせても面白いですね。これ以外にも遊び方は無限大に広がりそうです。
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内田 伸子 先生
お茶の水女子大学大学院教授。学術博士。専門分野は発達心理学、認知心理学、言語発達心理学、幼児教育、保育学など。1946年群馬県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。同大学院人間文化研究所研究助教授。子ども発達教育研究センター長、文教育学部長、理事・副学長を経て09年より現職。近著に「よくわかる乳幼児心理学」(ミネルヴァ書房)などがある。
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